壁やドア枠にお子さんの成長を記録していると、お子さんが成長されて、家を回収しようとする時にその思い出をどうするか、大変悩ましいことだと思います。

Tall Tape 548

Talltape Ltd.は自身も3人の母親であるカミラ・ウォーレンが、子どもたちの成長の記録を保存するために作りました。

彼女の最初の商品は、移動させることの出来る身長計、トールテープ(Talltape)です。

「トールテープ(Talltape)は、家を引っ越すという二人の友人からヒントを得ました。彼女たちの話は、思い出を残したいと思っているのは私だけではないと気づかせてくれました。一人の友人は、キッチンの壁に残された思い出を置いていかなければいけないことに大変気を揉んでいましたし、別の友人は、なんと、ドア枠を次の家に持っていってしまったのです。」

トールテープ(Talltape)

その時彼女は、巻いて収納できて移動させられる、何世代にも渡って使えるような身長計を思いつきました。

The range何度もの研究、調査を重ね、ついに丈夫で柔軟なプラスチックの素材に出会いました。巻くのも広げるのも簡単で、ペンで身長を印すことができる素材です。

彼女はメートル法で0〜200cmとヤード・ポンド法で0〜6’ 6”まで計れる、ピンク、ホワイト、ブルーのデザインを作成しました。その後、最初のイラスト付きバージョンが、イギリスのアーティスト、シャーロット・バンプフィルド(Charlotte Bampfylde)の手によって作成されました。

カミラは、テストマーケティングを通じて、彼女の商品の別のメリットを発見します。その他の身長計と違い、トールテープは壁に立てかけて縦にも、床に敷いて横にも身長を測ることができるのです。

「生まれて、病院から家に来るときと、立てるようになるまでには、時間的なギャップがあります。もちろん、病院で最初の身長は計ってもらえますし、母子手帳にもその身長が残っているでしょう。しかし、その後、立てるようになるまで、どうしても間が空いてしまいます。トールテープなら、生まれた瞬間から大人になるまで、完全な記録を取ることができるのです。」

イギリスで生産されているトールテープは、ピンク、ホワイト、ブルーに加え、イギリスのアーティストによる様々なイラスト付きのバージョンも増えてきています。

The Memories Stick 

「思い出を残す」ということを考えた時に、カミラのアイディアはデジタルへと向かいました。「Memories of growing up (成長の思い出)」 USBスティックです。「母親として、いつも思い出をきちんと残したいと考えていました。パソコンが故障してしまうことはいつでも心配の種でしたし、一方で、子どもたちが最初に描いた絵や、運動会の表彰状なんかをどうやって残そうかと考えていました。メモリースティックは、そんな問題への解決策でした。」

usb lifestyle「ただ、メモリースティックは、新しいパパママやお子さん、また、成長したお子さんにとって、素晴らしい記念品やプレゼントであって欲しいと思っていました。なので、「Memories of growing up (成長の思い出)」USBが誕生しました。」

「デザインは、ミツバチにしました。ミツバチはコミュニティー、反映、勤勉と労働のシンボルだと言われていますので、親として、子どもに願うことを全て含んでいると思います。もちろん、ミツバチは豊かさの象徴でもあります。」